ミーリングの言葉の由来
ミーリング加工ってよく言いますが、そもそもミーリングってなんですか?
そうきかれるとうーーんとうなってしまう。
そこでの豆知識です。
所説ありますが、メインは下記の2説。
①ミーリング(Milling)→コーヒーミル等の英語MILL(挽く)に由来
②フライス(Flaise)→フライスは英語ではなく、ドイツ語FLASE、フランス語やオランダ語のFlaise
に由来。Flaiseはヨーロッパの王侯貴族が身に着けてた衣装のヒダエリを意味しています。
円形で周囲に刃がついているミーリングカッターの形がヒダエリに似ているのが語源となり、
製造現場の用語として定着した。
現在の現場では、工具のことをフライス工具。加工の事をミーリング加工と指す場合が多い。
わたしは②は知らなかったので、コーヒーミルの「ミル」と同じ意味かなあなんておもってました。
皆さんは如何でしたか?
ここでおさらいです!切削方法は大きく分けて三種類です。
なんでしょうか?
1.削られるものである被削材が回転する加工が「ターニング」
2.刃物である切削工具が回転する加工が「ミーリング」
3.穴をあける加工を「ドリリング」と呼んでいます
次回さらに詳しくミーリング加工についてお話します。
ちなみに当店事業母体宇都宮機工株式会社には切削工具の専門の営業マン「テクニカルセールスエンジニア」
が多数在籍しております。
どんなお悩みでも解決します!お気軽に問い合わせからご相談もしくはお電話ください。
自動車部品・飛行機部品加工なんでも
その他治具設計でお悩みの場合も一度ご相談ください
電話028-651-3000
宇都宮機工株式会社
「ミーリングハンドブック」日本工業出版。イスカルJAPAN ニュースの108 2021年6月号引用